楽天カードを利用する際、支払い口座を設定する必要があります。
その支払い口座として楽天銀行を利用することには、ポイントが加算されやすく、さらに多くの特典が得られる利点があります。
楽天銀行と楽天カードを組み合わせて使用すると、具体的にどのようなメリットがあるかが重要です。最も効果的な利用方法を学ぶことが重要です。
この記事では、両者を組み合わせる利点と、支払いでポイントを効果的に獲得する方法を詳しくご紹介します。
楽天銀行の概要
楽天銀行の主な特徴は以下の通りです。
・ 楽天証券とのマネーブリッジ連携による普通預金の金利上昇(最大0.10%、残高300万円まで)
・ スマートフォンアプリでの口座管理
・ セブン銀行やゆうちょ銀行のATMも利用可能
・ ハッピープログラム参加で各種取引ごとにポイント獲得
・ 残高に応じた他行振込やATM手数料の無料化
・ 給与受取口座設定での手数料無料化
・ 楽天銀行デビットカードの利用で還元率1%
・ 短期定期預金の利用可能
・ 住宅ローンやPay-easyサービスの利用
これらの特徴を活用することで、費用を抑えつつポイントを効率的に貯めることが可能です。
楽天カードの特徴
楽天カードも以下の特徴を持っています。
・ 新規入会と利用による最大5,000ポイントの獲得
・ 楽天Edyやポイントカードの統合利用
・ 楽天市場での最低3倍のポイント獲得
・ 複数のデザインから選べるカード
・ 継続的な年会費無料
・ 店舗利用でもポイントが貯まる
・ ポイント還元率が1%
楽天銀行と楽天カードの連携利点
楽天銀行と楽天カードを組み合わせることのメリットは大きく、以下に詳述します。
・ 支払い口座を楽天銀行に設定することでポイントが貯まる
・ 楽天銀行の普通預金金利が最大2倍に
・ キャッシュカード一体型の便利さ
・ 楽天e-NAVIを通じた簡単な手続き
各メリットについて、これから詳しく解説していきます。
楽天銀行の普通預金金利を2倍にできる
楽天カードの支払い先を楽天銀行に設定することで、普通預金の金利が0.04%になります。通常は0.02%ですが、この連携により金利が倍増します。
この利率は引き落としの翌月から適用され、楽天証券のマネーブリッジを利用している場合は、その金利が優先されます。楽天証券の口座も無料で開設できるため、楽天銀行の口座開設と同時に行うことをお勧めします。
ポイントが効率的に蓄積される楽天銀行設定
楽天カードと楽天銀行の組み合わせが提供する大きな利点は、楽天ポイントの増加です。このポイントの増加メカニズムは次の通りです。
・ ハッピープログラムを利用することで、各トランザクションでポイントが追加されます。
・ 楽天カードの決済時に追加ポイントが付与されます。
・ SPU!を活用すれば、楽天市場での購入時に最大15倍のポイントが獲得可能です。
楽天銀行を楽天カードの決済口座に設定すると、カード利用による基本ポイントに加え、楽天市場での購入が常に追加1%のポイントアップされます。
これにより、楽天市場での購入は通常3%のポイントが付与されますが、楽天銀行を設定していれば、毎月最低でも4%のポイントを獲得できます。
楽天市場での頻繁な購入があるならば、絶対に連携をおすすめします。
さらに、楽天銀行でのカード決済ごとにポイントが蓄積されるため、毎月最大9ポイントが得られます。この方法は、小さなポイントでも積極的に蓄えたい方に最適です。
ハッピープログラムを利用すれば、次のような追加特典が得られます。
・ ATM利用手数料が月に最大7回まで無料
・ 振込や入金、ATM利用でポイント獲得
・ 振込手数料が月に最大3回まで無料
会員ステージが高くなるほど、得られる特典も豊富になります。
楽天e-NAVIを使った簡単操作
楽天カードの決済口座を楽天銀行に設定する際、楽天e-NAVIを利用すると手軽です。操作手順は以下の通りです。
1. 楽天e-NAVIにログインします。
2. 「お客様情報」メニューから「お支払い口座」を選択します。
3. 楽天銀行を選んで「お手続きはこちら」をクリックします。
4. 楽天銀行のユーザーIDとパスワードでログインします。
5. 「楽天銀行暗証番号」を入力し、「実行」ボタンを押します。
これだけで楽天カードの決済口座を楽天銀行に設定できます。印鑑や書類の返送が不要で非常に便利です。
キャッシュカード一体型の便利さ
楽天銀行と楽天カードを一緒に持つことは少し面倒に感じるかもしれません。その場合、キャッシュカードとクレジットカードが一体となった楽天銀行カードが便利です。
楽天銀行カードを持てば、1枚で二つの機能を果たします。楽天銀行カードの主な特徴は以下の通りです。
・ 買い物で楽天ポイントが貯まり、使用可能
・ 新規入会で最大7,000ポイントのプレゼント
・ ETCカードが無料で付けられる
・ 全国約90,000台のATMで使用可能
・ 年会費や発行手数料は無料
ただし、楽天カードと楽天銀行カードを同時に持つことはできません。楽天銀行カードを希望する場合は、楽天カードからの切り替えが必要です。一体型が便利ですが、個々の利用がおすすめです。楽天カードは、楽天Edyと楽天ポイントカードとしての利用も可能です。
キャンペーンを利用するのがおすすめ
楽天カードと楽天銀行を初めて利用する際は、キャンペーン中を狙うのが賢い選択です。過去には以下のようなキャンペーンが展開されていました。
・ 楽天カードと楽天銀行口座を同時に開設すると、500ポイントプレゼント
楽天カードや楽天銀行のキャンペーンを定期的にチェックし、お得なタイミングでの利用を逃さないようにしましょう。
最後に
楽天カードの引き落とし口座として楽天銀行を設定すると、楽天ポイントが通常よりも多く蓄積されます。他の銀行も選択肢として利用できますが、楽天ポイントを効率的に増やすには楽天銀行の設定が最も効果的です。
単に使用するだけでポイントが積み上がるので、特にお得です。楽天カードは持っているけれど楽天銀行の口座をまだ持っていない場合は、この機会に設定を検討することをおすすめします。
楽天銀行を楽天証券と併用することでさらなるメリットが得られますので、楽天銀行の口座開設を検討している方は、同時に進めることをお勧めします。